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沖縄本土復帰35年を記念して制作された映画が今週上映されます。主演女優の洞口依子さんと映像作家の石田さんに棚原さんが聞きました。

『映画マクガフィンの一部をご覧いただきました。そのマクガフィンの主演女優の洞口依子さんと映像作家の石田秀則さんをお招きしました』

洞口さん「沖縄に自分の記憶を探しに行く妊婦の役なんですね、私は。そこで探偵515、5月15日沖縄返還の日の数字なんですけど、探偵515扮する藤木さんと出会って、復帰に関わるお話だったりするので、過去のそういうちょっとした痕跡を辿る映像が織り成す感じというのかな」

『洞口さんというと、僕らはパイナップルツアーズを見て、洞口依子さんだっていうそんな思いがずっとあり続けるんですが、沖縄との関わりは洞口さんはどんなふうに捕らえてらっしゃるんですか?』

洞口さん「ちょっと大病をしたので、その時に療養するのにどこがいいかなあっていった時に、そうだ沖縄に行こうって思って、當間監督のご自宅にお世話になったりしました」

『そのときに沖縄、より深い何かを得ることはできたんですか』

洞口さん「すごい暗い話になっちゃう。生きるのに迷っちゃったりした時期があったので、沖縄に行って生き方がすごく楽になった、見つかった、なにかフックが引っかかったような感じがありました。私にとっては、大事に掬い上げてくれた様な島なので、一生なんかのカタチでご恩を返さなきゃみたいな」

『ただの沖縄という場所じゃなくて、洞口さんの人生の中にもやっぱり沖縄って言うのは大きなウエイトを占めているといってもいいわけですね』

洞口さん「そうですね。大きくなってしまいました」

『お二人、ウクレレを持ってらっしゃいますが』

石田さん「林監督が、2人が8年前からウクレレのユニットを組んでいるのを気づいていた。いつかは音楽をやってほしいなと思っていたようで、ここだということで3曲ほど提供させていただきました」

『パイティティの曲を少し聞かせてもらって、お別れというかたちでよろしいでしょうか』

5日の上映会には出演者と監督のトークショーとミニライブがあるそうです。