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福祉の街づくりに役立てて欲しいと沖縄市内の専門学校生や高校生が自ら歩いて街のバリアフリーの現状を調べた結果を15日、東門市長に提言しました。

沖縄市の東門市長に提言をしたのは、沖縄中央学園で福祉を学ぶ学生と沖縄市周辺6つの高校生の合わせて40人が結成した「いきいきワクワク街づくり探検隊」のメンバー。高齢者や障害者、子どもが安心して暮らせる街にしようと去年の2006年12月、沖縄市全域をまわり、公共施設などのバリアフリーの現状を自分たちの目と足で検証しました、提言では、施設の改善や、市民が一体となった福祉のネットワークづくりを求めています。

学生の一人は「障害者の方たちにとって坂道がきついとか、坂道を改善するために段差を作ったのに、それが障害になっていることなどに気づいた」と調査の成果を語っていました。提言を受けて東門市長は、提言書をしっかり読ませていただき、できるところを活用したいと答えました。学生たちは高齢者や障害者、子どもたちに優しい街はすべての住民にとって住みやすい快適な街になるはずと話していました。