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アメリカ軍は県の中止要請を拒否し、嘉手納基地で予定しているパラシュート降下訓練を予定通り実施する方針です。

アメリカ軍は通常伊江島の補助飛行場で行っているパラシュート降下訓練を、26日午後、8年ぶりに嘉手納基地で実施する予定です。この訓練について26日午前、県の府本統括官が嘉手納基地を訪れ、「過去に兵士が民家に落下したり、落下したトレーラーに小学生が押しつぶされて死亡する事故を引き起こしたパラシュート訓練を嘉手納基地で行うのは自粛してほしい」と求めましたが、嘉手納基地第18航空団、任務支援群のカシュバム司令官は「兵士の資格を維持するために今回の訓練は必要」と述べ、県の要請を拒否しました。

また、嘉手納基地を抱える3市町の代表も同じ抗議を行っていますが、アメリカ軍は26日午後の早い時間に訓練を実施する構えです。