※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

普天間基地の移設について、政府と県と地元が話し合う3回目の協議会が19日東京で開かれましたが、V字型滑走路や普天間の危険性の除去など進展はありませんでした。

協議会では、まず防衛省の久間大臣が2006年5月の日米合意案を基本に今後も地元と話し合いを継続していくことを強調しました。これに対し仲井真知事はV字型の滑走路には賛成できないとの立場を崩さず、普天間の危険性の除去の方法について具体策を示すよう求めましたが、政府から具体的な回答はありませんでした。

V字型滑走路を沖合いにずらすよう求めている名護市の島袋市長は、協議会の後の非公式の懇親会で名護市が考える案を図面で提示しましたが、政府は図面を受け取るだけで反応はなかったということです。