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強い台風3号は現在、やや勢力を落とし北上していて、先ほど沖縄地方は暴風域を抜けました。

強い台風3号はきょう午前10時現在、久米島の北西およそ190キロの海上にあって、1時間に20キロの速さで北に進んでいます。中心の気圧は960ヘクトパスカル、最大風速は35メートルでやや勢力を落として北上しています。久米島、慶良間、粟国島は午前10時に暴風域から抜けましたが、現在、久米島で1200世帯、沖縄本島で100世帯が停電しています。

空の便では日本トランスオーシャン航空と琉球エアーコミューターで合わせて27便が欠航。700人あまりに影響が出ています。

沖縄地方は依然として厚い雨雲に覆われていて、あす正午までの24時間に予想される雨量は、久米島で200ミリ、本島全域で150ミリ、大雨による土砂災害に警戒が必要です。

一方、大規模な土砂崩れが起きた中城村上原地区では、猛烈な風と横殴りの雨に見舞われています。大量の雨水は土砂の周囲に掘られた排水用の溝に流れ込んでいて、関係者が、警戒にあたっています。