著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

久米島とやんばるがもっと身近になります。5月1日、那覇と久米島や本部を結ぶ高速船が就航しました。

就航したのは、久米島オーシャンジェットが運営するジェットフォイル船「つむぎ」です。

「つむぎ」は定員227人で那覇ー久米島間を80分、那覇ー本部間を50分で航行します。

久米島オーシャンジェットの下地幹郎代表取締役会長は「(この事業は)久米島の人口減少を止める、本部への渋滞を解消するという大きなミッションを持っております」と話していました。

初便には関係者を含め約170名が乗船し久米島へと出航しました。

新田築記者は「時速80キロで走る高速船が、本日より就航します」とリポートしました。

高速船「つむぎ」は6月までは1日往復2便、7月から11月までは1日往復3便が運行する予定です。



国はJTA・RACの久米島路線「赤字補助を打ち切り」

那覇と久米島・やんばるをつなぐ高速船が就航

一方、この高速船の就航に伴って国土交通省はJTAとRACが運航する久米島路線への赤字補助打ち切りを決めています。

国交省はこれまで離島の安定的な輸送を確保しようとJTAとRACが運航してきた那覇ー久米島路線の赤字を補てんしてきました。

しかし、補助の要件は「海上運送などの代替交通機関による所要時間が2時間以上」とされていて、就航した高速船は那覇と久米島を80分で航行するためJTAとRACへの補助が対象外となることを決めたということです。

ただ、内閣府や県などによる補助事業は継続するということです。この動きに対してJTAとRACの担当者は「現時点で減便や航空運賃の値上げは考えていない。必要なタイミングで判断したい」としています。