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地盤が緩み、これまで避難指示が出されていた那覇市首里のマンションに、きょう住民が一時帰宅しました。

那覇市首里にあるマンションは先月上旬に降り続いた長雨で地盤が緩み建物全体が傾いて、およそ3週間にわたって住民の立ち入りができませんでした。一時帰宅はこれまでの測量調査の結果、マンションが動いていないことが確認されたため那覇市が許可したものです。

午前10時過ぎから14世帯31人の住民が次々にマンションを訪れて家財道具などを運び出しました。

マンションの住民「(Q:何を運び出したのか?)パソコンと日頃の衣類関係です。ほとんどない生活をしていたものですから」

マンションの住民「半分はもうあきらめていたものですから、取れた分はちょっとうれしいです」

一時帰宅はあすまで行われますが、那覇市は最終的にはこのマンションを取り壊す方向で所有者と調整しています。