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県議会の6月定例会はきょうから代表質問が始まり、稲嶺知事は、秋の知事選に出馬しないことを表明しました。

代表質問のトップに立った与党自民党の新垣哲司議員は、稲嶺県政の2期8年の実績を評価した上で、11月の知事選に向け稲嶺知事の見解を質しました。これに対して稲嶺知事は、公約のすべては実現、着手したとして次のように述べました。

稲嶺知事「これまで私の築いたことを踏まえ、新たな発想と行動力を備えた方に次のステージに上ることが必要であるとの考えに至りました。熟慮を重ねた結果、11月の知事選挙には出馬しないことを決意しました」

稲嶺知事の勇退表明を受け、11月19日の知事選に向けた与野党の候補者選定作業は、一気に加速するものと見られます。