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きょう11月5日は「津波防災の日」です。那覇市では、大津波警報が発表されたことを想定した避難訓練が、行われました。
訓練の様子で『低い姿勢とってください地震発生です、低い姿勢とつてください』と叫んでいます。
2025年11月5日の午前、那覇市で行われた訓練には、地元の商店街の関係者や市の職員などが参加しました。
今回は、県内で強い地震が発生し大津波警報の発表を知らせる緊急速報メールが届き、さらに、国際通りに津波が30分後に到達する想定で行われ、国際通りに100機あるデジタル掲示板には、大津波警報が表示されました。
そして、誘導員の指示に従い海抜19メートルの希望ヶ丘公園に避難しました。
参加者は「改めてちゃんと大勢で避難訓練するっていうのはやっぱり必要なことだなと」と話しました。国際通りの関係者は「国際通りでサイネージの取り組みで多言語で避難情報も発信している、そういった情報活用しながら観光客の方・インバウンドも含めて避難が円滑にできるようにしていきたい」と話しました。
那覇市防災危機管理課課・源河北斗副参事は「(国際通りは)津波の浸水想定ギリギリのラインにある、高層の建物も結構多いです、ホテルとか公共の施設とか逃げやすい建物が結構いっぱいあるので、そういった所を中心に垂直避難されるのが大事と思います」と述べました。
ところで県は、今回の訓練で地震や津波警報などを伝える緊急速報メールを一斉送信する予定でしたが、送ることができませんでした。
原因について、県の担当者は、「設定が訓練用のモードで、送信できなかった」と説明し、「もっと熟知し精査していきたい」と話しています。
