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夏の頂点まで、あと一つです!夏の全国高校野球、県代表の沖縄尚学は、あす決勝を迎えます。

現地で3週間取材を続けている戸田アナウンサーにきょうも伝えてもらいます。戸田さん!

戸田アナウンサー「大阪・ABCからお伝えします。いよいよ、夏の頂点まであと一つです!その相手は、過去2度の優勝経験している西東京代表「日大三高」です。あすの決勝戦を前に、きょう両チームが調整を進めていました、その様子をご覧ください」

準決勝、見事な逆転勝利で学校初の決勝進出を決めた「沖縄尚学」あすの大一番を前に、きょう大阪で練習を行いました。

今大会の打率7割を超える活躍を見せ、準決勝では4番を務めた宜野座恵夢がバッティング練習を行ったほか、準決勝で決勝打を放っている比嘉大登も鋭い打球を飛ばすなど、打撃陣も上向いています。

投手陣は、今大会39奪三振のエース末吉はストレッチで身体を慣らし、フォームを確認。11イニング1失点の好投、新垣・ゆいとはキャッチボールで軽めの調整を行いました。

沖縄尚学 末吉 良丞 選手「先輩方と一緒にプレーする最後の試合なので」「チーム全体で喜べれば」

沖尚・夏の頂点へ!あす決勝 相手は「日大三高」

これまで磨いてきた「鉄壁の守備」が前の試合で乱れましたが、きょうの練習後の取材で「ここにきて1番いい状態」と話した比嘉公也監督。

沖縄尚学 比嘉 公也 監督「準決勝で思わぬ形での失点が続いたが」「それでも勝てたことで」「(選手たちの)重圧みたいなものが」「解けている感じがする」「応援の力が生徒たちの力を引き出している」「勝って期待に応えられる試合展開にする」

沖尚・夏の頂点へ!あす決勝 相手は「日大三高」

メンバー全員で学校史上初の夏制覇・決勝戦に臨みます!

あすの沖尚の相手、西東京代表の「日大三高」これまでに、春1回、夏は2度、全国制覇を果たしてしている伝統校で、今大会は、例年以上に練習量を増やし打撃に磨きをかけてきました。

沖尚・夏の頂点へ!あす決勝 相手は「日大三高」

西東京大会のチーム打率は3割6分4厘。今大会もしぶとく勝負強い打線で接戦を勝ち抜いてきました。4番に座る田中 諒は打球が高く上がるのが特徴で西東京大会ホームラン2本、今大会も4試合で2本のホームランを放っています。

沖縄尚学 眞喜志 拓斗 主将「甲子園に来てくださる方々や」「沖縄で応援してくださる方もいる」「(応援が)力を引き出してもらっている」「感謝して、優勝という形で恩返ししたい」

沖尚・夏の頂点へ!あす決勝 相手は「日大三高」

両チームの「全国制覇」にかけるあすへの思いがとても伝わってきました。

県勢が、夏の甲子園で決勝に進むのは15年ぶり、そして、日大三高の決勝進出が14年ぶりで1年違いになっています。さらに、15年前に興南高校が春夏連覇した時の春のセンバツの決勝相手が「日大三高」でした。

ことしの頂点を決める決勝戦、あす午前10時、プレーボールです。あすの試合結果は、来週月曜のスポーツコーナーで詳しくお伝えします。

皆さんも、いっしょに「チバリヨ!沖尚」

QABでは、あす午前9時30分から沖縄尚学の決勝戦の模様を完全実況生中継でお伝えします。そして、県民に感動を届けてくれた沖縄尚学の甲子園での活躍を今月30日・土曜日、午後1時半から緊急特別番組でお伝えします。

夏の頂点まで、あと一つ!15年ぶりの深紅の大優勝旗が海を越え沖縄に渡るか?その瞬間を是非、QABでご覧ください。

沖尚・夏の頂点へ!あす決勝 相手は「日大三高」