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若い世代に「しまくとぅば」について学んでもらおうときのう、八重瀬町の小学校で特別授業が行われました。

「せーのっ」「うりや ぬーやがやー(それはなにかな)」

この取り組みは「しまくとぅば」の普及・継承を目的に県がことしから始めたもので、きのう、八重瀬町の新城小学校には県が認定した講師が招かれました。

授業に参加した4年生から6年生の子どもたちは「とぅいぬすー(鳥の巣)」や「あたびちゃー(かえる)」といった18の単語を学び「しまくとぅば」を使ったカルタ作りも体験しました。

5年生の女の子「方言ってとても面白いものなんだなと思いました」「CAとかになって沖縄から発つ飛行機で方言をしゃべってみたいです」

4年生の男の子「おばあちゃんとおじいちゃんと方言で話したくて(クラスに)入りました」「いつもありがとうって(いいたい)」

県が昨年度実施した調査では「しまくとぅば」を使用する県民は42・5%で、2031年度には60%まで普及させたいとしています。