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沖縄戦当時の実話をもとにした映画「木の上の軍隊」のヒットを記念して、監督と出演者による舞台あいさつがありました。
映画「木の上の軍隊」は、沖縄戦当時、激戦地の伊江島で2人の日本兵が大きなガジュマルの木の上に身を潜め終戦を知らないまま2年間生き抜いたという実話をもとにした作品です。
俳優の堤真一さんと山田裕貴さんのダブル主演で、県出身の平一紘さんが監督・脚本を手がけています。全国に先駆けて先行上映されている県内では、金土日、3日間の観客動員数が4週連続1位となっています。
俳優・津波竜斗さんは「この時代を生き抜いた人たちがいたから、僕たちここに全員いると思ってるんですね、そう思った時に改めて、おじいちゃんとおばあちゃんにほんとに感謝しないといけないと思って」と話していました。
また平一紘監督は「全く今の世の中は平和じゃないなと気づいたのがこの映画がきっかけでした」「この映画に関しては、原作があって、思いがあって誰かのバトンがあるとなった時、これをちゃんと理解しようとしたときにそういう感情になれたので、実は僕自身がこの映画で一番成長させられたんじゃないかなと思っている」と思いを伝えました。
映画「木の上の軍隊」は、7月25日から全国公開されます。