ダンスの話題です。バレエや社交ダンスのように厳密に型が決まっているわけではなく、音楽に合わせて自由に動き個性や自己表現を重視する「ストリートダンス」
今年3月に行われたストリートダンスの全国大会に県代表として出場し見事日本一になった2人がいます。優勝までそしてこれからについても話を聞きました。
キレのある動き。そして息の合ったコンビネーション。琉球大学医学部5年の喜久山永飛(きくやま・えいと)さんと4月から社会人として働いている下地巧真(しもじ・たくま)さんです。
全日本大学ストリートダンス選手権に出場した2人は技術や表現力・構成など4項目で採点され、見事優勝。県勢で初となる日本一に輝きました。
喜久山永飛さん「この舞台で輝けたことがめっちゃうれしい」」
下地巧真さん「募る思いもいっぱいある。全力でやり切りたいと思っていた」
2人の出会いは小学生の時。それぞれ別のチームで活動し、互いを意識するライバルでした。
喜久山永飛さん「(下地は)スキルが確実にある印象」「負けたくなかった」
下地巧真さん「パフォーマンスが長けているチームでライバルであり学ぶべき人」「ずっと意識していた」
そして2人はともに進学した琉球大学で再会を果たします。
下地巧真さん「びっくりしたが見覚えのある顔があって、たまたま声をかけたら本人だった」
喜久山永飛さん「うれしかった。声かけてくれて。オールジャパンの沖縄予選があるから一緒に出ないかと誘ってくれたのが2人でやるきっかけ。めっちゃ教えてくれることもありすごく頼りがいがあった」
そしてペアを組み…練習を重ね…1年生の時に初めて全国の舞台を経験。
喜久山永飛さん「1回戦で負けてすごく悔しい思いもあった。大学生として生活しながらこんなにダンスが上手い人が日本にいっぱいいるんだとワクワクした部分もあった」
下地巧真さん「会場の規模に圧倒された。やりきれずに終わったので悔しさもあった」
全国の精鋭が集まる大舞台の雰囲気に飲まれた2人。沖縄に戻ってからの練習にはさらに熱が入り3年生で挑んだ全国大会ではベスト4に。着実に力をつけていきます。
喜久山永飛さん「ベスト4でもうれしかった。(優勝は)毎回狙ってはいたが次で取りに行くぞとなったのがこのベスト4だった」
そして今年3月、4年生として挑む最後の全国大会へ。
下地巧真さん「ただ楽しむことをずっと考えていた」
喜久山永飛 さん「主役になりきれている時間。楽しさが強かった(優勝は)すごくうれしかった」
下地巧真さん「全部出し尽くして達成感が大きかった。(永飛は)びっくり箱みたいなもの。何が出てくるか分からない。あの日はコンディション良かったね。(技・動きが)いっぱい出たもんね」
県勢初の日本一となり、巧真さんは4月から社会人に。永飛さんは医者になるための勉強に励んでいます。
喜久山永飛さん「沖縄はストリートダンスの観点で恵まれている環境。ダンスしている人たちがその環境をフル活用できるようなダンスシーンにしたい」
下地巧真さん「教える立場や運営のサポートで沖縄の大学生の力になりたい」
日本一のストリートダンサーが目指すのは『沖縄のダンスシーンを盛り上げること』
これからの2人に注目です。
