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慰霊の日を前に、沖縄戦に動員され犠牲となった学徒を追悼する平和祈念祭が、16日那覇市で行われ、元学徒たちが平和への祈りを込めて手を合わせました。
「全学徒戦没者追悼平和祈念祭」は、沖縄戦で犠牲となった全ての学徒たちを追悼しようと、これまで糸満市にある全学徒隊の碑で行われてきましたが、元学徒の高齢化が進み、2024年から那覇市の養秀会館で行われています。
16日行われた平和祈念祭には戦場に動員された元学徒らや関係者が出席し、花を手向けたあと、戦場で犠牲となった学友たちに手を合わせました。
また、会場では2026年2月に亡くなった元学徒の渡口彦信さんが、生前に書き記した言葉が読み上げられました。そこには「世界で発生している戦争を対岸の火事と考えているとやがてその火の粉は、自分にふりかかって来ます。戦争ほどみじめなものはありません」と反戦への強い思いが綴られていました。
瀬名波榮喜さん(97)「戦争というのはね勝者も敗者もないんです。どちらも大きな損失を被っている。いいこと何一つないですから絶対に戦争はいけない」
翁長安子さん(96)「(戦前は)自分の命が大事だというのはちっとも感じなかったわけ」「憲法改正なんかはじまるでしょ。あの憲法があったからこそ9条があったからこそいまの81年も平和で暮らすことができた」「感謝の心があればね戦は始まらないと思うんだけど」
沖縄戦に動員された元学徒たちは、もう二度と悲惨な歴史を繰り返さないようにと、若い世代へ平和へのバトンを託していました。
