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年末年始のタクシー利用者増加に伴う交通事故を未然に防ぐ取り組みとして、乗務員を対象にした交通事故防止講演会が2025年12月9日に那覇市で行われました。
この講演会は、県ハイヤー・タクシー協会が、利用客の増加が予測される年末年始を前に、乗客が巻き込まれる事故を未然に防ぎ、安全運転への意識を高めるために開催されているものです。
2025年12月9日は、協会に加入する会員や関係者およそ80人が参加し、所管する沖縄総合事務局の具志堅政可監査官が、2024年の1年間、県内で起きた運送事業者による重大事故の件数などをスライドショーを使いながら伝えました。
沖縄総合事務局によりますと2024年度の運送業者における苦情件数は218件で、このうちタクシー関連は137件と全体の6割を占め、内訳として「急な割り込み」や「危険なUターン」が指摘されています。
県ハイヤー・タクシー協会の下地隆之会長は「事故のリスクが高まる年末年始を一丸となって無事故で乗り切ろう」と安全運転の徹底を意識するよう呼びかけました。
