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県の振興や発展などに尽力した個人を表彰する県功労者表彰式が2025年11月3日、那覇市で開かれました。

県功労者表彰は沖縄の地域振興や社会福祉などに尽力し、活躍した人に贈られるもので、毎年文化の日に合わせて行われています。

今回、平和・人権推進部門で戦跡の継承と平和教育に貢献した瀬名波榮喜さん(96)や、県の伝統芸能の発展に尽力した二代目家元・親泊興照さん(86)など15人が表彰されました。

2025年11月3日の式典で玉城知事は「受賞者の功績は、沖縄の将来を担う若い世代の模範となる」と称えました。

受賞者を代表して、地方自治部門などで表彰を受けた新川秀清さん(88)は、沖縄の過重な基地負担などに触れ、「沖縄を二度と戦場にさせない」と平和への思いを訴えました。

新川秀清さんは「私たちが、今後の時代に『戦世ではなく、平和の世である』という思いを込めてですね、しっかり頑張っていかなくちゃいかんだろうというふうに思いまして」と話しました。

県功労者としての表彰は、今回を含めて573人となります。