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首里城公園のガイドなどを務める興南中学校・高校のアクト部が首里城公園と共同で首里城土産を開発しました。開発されたのは、首里城公園内の一部店舗で販売される土産物、3商品です。

商品は首里城を訪れる県外の修学旅行生にガイドを行う興南中学校・高校の「アクト部」と首里城公園が共同開発しました。

これらは52人の部員が、それぞれ出したアイデアから選ばれたもので、生徒がデザインした柄のコップにちんすこうが入ったお土産や、紅型デザインの靴下など、こだわりの商品が完成しました。

紅型そっくすを考案した興南アクト部の宮城空叶さん(高3)は「沖縄の伝統と日常使いで沖縄を思い出してもらえるようにという思いで靴下を作りました」と話し、♯首里コップクッキーを考案した興南アクト部・部長奥間奈月さん(高3)は「(商品を買った)修学旅行生が地元に帰っても、首里城に行ったんだ、興南アクト部と交流したんだというのを思い出してくれたらいいなと思っています」と話しています。

菓子と靴下は28日から個数限定販売を開始していて、12月からは首里城関連のフィギュアがあたるカプセルトイも設置されます。

首里城公園は、今回の売れ行きを踏まえたうえで2026年以降の新商品開発も検討しているということです。