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基地負担を日米が定めた合意に沿わないとして、県が中止を求める中、強行した形となります。アメリカ空軍は10月23日に、嘉手納基地でパラシュート降下訓練を行いました。
塚崎昇平記者は「米空軍嘉手納基地です。米軍の輸送機から兵士が続々と降下してきます」と伝えました。
日本とアメリカが、沖縄の基地負担軽減を定めたSACO最終報告では、パラシュート降下訓練は伊江島で行うことになっています。しかし、アメリカ軍は2023年から伊江島補助飛行場の滑走路改修を理由に嘉手納基地で降下訓練を繰り返しています。
10月23日午後4時20分ごろ、嘉手納基地上空でMC130・特殊作戦機から兵士らが飛び降り、基地に向かってパラシュートで降下する様子が確認されました。
嘉手納基地での降下訓練は、10月で2回目、県は、10月21日に、防衛局などに訓練中止を申し入れていましたが強行された形となります。
軍は、これまで伊江島補助飛行場滑走路の整備完了時期を2025年11月ごろと伝えていて、今後の対応が焦点になりそうです。