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名護市と本部町にまたがるアメリカ軍の通信施設での工事について、地元の住民グループが10月14日沖縄防衛局を訪れ、住民説明会の実施を要望しました。

日米合同委員会は2024年10月、アメリカ軍の八重岳通信所にアンテナなどを設置する方針を決定しています。

これを受け、地元住民らでつくる「八重岳を守る会」が10月14日、沖縄防衛局を訪れ、地元住民への説明会実施などを要請しました。

要請に対して防衛局側は、八重岳へのアンテナ設置が自衛隊那覇訓練場内にあるアメリカ軍嘉手納基地の飛び地にあたる施設の返還に伴うものと説明。

一方で、住民説明会の開催については「既存のアンテナの建て替えで大規模な工事ではない」として、実施しない考えを示しました。

住民グループ側は「有事の際に施設が、攻撃目標になるのではないか」などと不安の声を訴えていました。