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9月29日に本島中部に住む男性が、警察を装う男のうその電話を信じ、現金94万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。
名護警察署によりますと9月29日の午後1時半すぎ、本島中部に住む病院勤務の20代男性に県外の警察官を装う男から「あなたの口座がマネーロンダリングに使用され、詐欺容疑にかかっている」と電話がありました。
警察官を装う男は、男性をLINEのビデオ通話に誘導し「詐欺グループが振り込んだお金の紙幣番号と照合する必要があり、お金を振り込んでほしい」と現金を要求、話を信じた男性は指定された口座にATMから現金94万円を振り込んでしまったということです。
その後、不審に思った男性がインターネットで調べたところ、似た事例を見つけ警察に相談したことで事件が発覚しました。
県警は「警察が電話などで現金の振り込みを要求することは絶対にない。金銭を要求する電話などは必ず詐欺を疑ってほしい」と注意を呼びかけています。