本部町 シュノーケリング中に水難死亡事故

9月27日昼ごろ、本部町の備瀬崎海岸でシュノーケリングをしていた50代の男性が、沖に流されそうになった妻を救助した直後意識不明となり搬送先の病院で死亡しました。

名護海上保安署によりますと、9月27日午後1時ごろ本部町備瀬崎海岸で「男性が口から泡を吹いている」と通報がありました。この事故でシュノーケリングをしていた岐阜県に住む地方公務員の男性(51)が意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。

男性は妻と観光目的で訪れていて、備瀬崎灯台がある離れ小島を目指して海岸から2人で泳いでいたところ、沖に流されそうになった妻を救助し海岸へ引き返しました。その後、水深10センチのリーフ上で休憩のため座り込んだところ、突然男性が仰向けになり妻の呼びかけに応じず意識を失ったということです。男性が装着していたシュノーケリングのマスクは水が溜まっている状態で、事故当時ライフジャケットは着ていなかったということです。

名護海上保安署は男性を救助した人などから話を聞くとともに詳しい事故の原因などを調べています。