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女性職員に対し、セクハラ被害の口止めをしていた音声データが明らかになったことについて、南城市長は9月24日、QABの取材に対し「真実が明らかになります」と述べました。
南城市の古謝景春市長は市が設置した第三者委員会で職員へのセクハラを認定されていますが古謝市長は、行為の一部を認めたうえで辞職しない考えを示しています。
QABが入手した音声データなどによりますと、キスなどのセクハラ行為について威圧的に口止めするなどしていたことが明らかになっています。
市長「それ以外変なことをやられていないって言ってね」「聞かれたならね」
女性「ハグとかされたことですか?」
市長「そうそうハグはやったさ」「あなたが言ったのかと思って」
女性職員によると古謝市長から約10年間に渡ってセクハラ行為を受けていて市長から「第三者委員会のアンケートに記入したか」などと脅されるようになり、自分の身を守るために録音を始めたということです。
被害者女性「私から抱きつかれたとかキスされたとか、そういったことを支援者たちに言い歩いているといった情報も入ってきて」「悔しいし、市長はずっと居れるのに被害者はおびえて過ごすしかない」
女性職員はその後、休職しています。古謝市長は9月24日、音声データについて問われると次のように述べました。
古謝市長に質問Q.セクハラ行為についてはどのような考えを?「真実が明らかになります」
この問題について市議会では、不信任決議案がこれまでに3度、提出されていますがいずれも否決されていて、9月26日には4度目の不信任決議案が提出される見通しです。