著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

第三者委員会からセクハラを認定された南城市長が8月、女性職員に対し、セクハラ被害の口止めを迫っていたことが明らかになりました。

市長「(職員名)とハグしたさ第三者委員会にあんた話したの」

南城市の古謝景春市長は市が設置した第三者委員会で職員へのセクハラを認定されていますが、古謝市長は行為の一部を認めたうえで辞職しない考えを示しています。

QABが入手した音声データなどによりますと、8月、古謝市長が女性職員に対し第三者委員会への被害申告を問いただす様子や、キスなどのセクハラ行為について威圧的に口止めするなどしていたことが明らかになりました。

市長「ハグを2人でしたのも(議員)が初めてだわけさぁね」市長「それ以外には絶対誰にもやっていない」音声データ(8月14日)市長「それ以外変なことをやられていないって言ってね」「聞かれたならね」女性「ハグとかされたことですか?」市長「そうそうハグはやったさ」「あなたが言ったのかと思って」女性「私にした時のこと?」市長「あんたが言ってなかったら、僕はずっと否定するからさ」

女性職員はその後、休職していてQABの取材に対し「出勤するのが本当に辛かった、市長はずっと居られるのに被害者はおびえて過ごすしかない、本当に悔しい」と話しています。

古謝市長のセクハラ行為を巡っては、第三者委員会が再発防止策として古謝市長の辞職を提言していて、市議会では、これまでに3回不信任決議案が提出されていますが、いずれも否決されています。