ハンドボールの話題です。今月、開幕した「リーグH」。女子リーグに参戦するザ・テラスホテルズラティーダ琉球は、開幕から2試合・アウェイでしたが、「連勝」と最高のスタートを切りました。ラティーダ琉球はきのう、ホーム初戦を迎えました。「歩」の活躍に注目ください。
県立武道館で地元の開幕戦を迎えたラティーダ琉球。相手は、昨シーズン6位だったイズミメイプルレッズ広島です。
試合は開始直後にラティーダ・竹内聖空が先制点を挙げると、大樋歩希の連続得点などでリードします。

一方、広島も負けじと追い上げ同点とすると、その後は一進一退で試合が進んでいきます。
前半終了間際、昨シーズン惜しくも得点ランキング2位だった喜納歩菜が得点を決めると、西田瑞歩がキーパー左の隙間に、そして右にも!連続得点をあげ、16対14、2点リードで前半を終えます。

しかし後半に入ると広島に、逆転を許す場面も。この流れを変えたのが、竹内聖空!力強いシュートを決めるとキーパーの裏をかいた7mシュートで連続ゴールを決めて逆転すると、ここから連続得点で広島を一気に引き離します。
このリードをチーム一丸となって攻めたラティーダ琉球、35対32で広島に勝利し、開幕から3連勝です。
東長浜監督「選手達自体が、プレーオフに行きたいじゃなくて優勝したいと言うのを素直に言葉に出すようになって。昨シーズン乏しかった速攻での展開が勝負所で出たのが今日も勝因だったので」

長谷川真子キャプテン「今シーズンから年も近いチームになったので、みんな仲よくいろんな意見を出し合いながら良い雰囲気で、試合に臨めてます。みんな、一段と気合を入れて試合に臨みました。皆様と一緒にプレーオフ進出、そして日本一とれるように頑張っていきたいと思ってます。今後とも応援よろしくお願いします」

ラティーダ琉球。きのうのホーム開幕戦では大樋歩希、喜納歩菜、西田瑞歩の3人の選手の活躍が目立ちました。全員名前に「歩む」が付くという事で、開幕3連勝。今シーズン、開幕の「歩み」は順調です。

次は10月11日(日)昨シーズン準優勝の「ハニービー石川」と対戦します。連敗している相手ですが、勢いそのままに4連勝に期待しましょう!