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県文化財保護審議会は先月、「沖縄陶器」を県指定無形文化財に再指定することや保持者を認定、また「室川貝塚出土品」などを県指定有形文化財に認定するよう答申しました。
12日県庁で行われた「答申文の手交」には、県教育委員会の半嶺満教育長や県文化財保護審議会の上原靜会長が出席しました。この中で、県文化財保護審議会の上原会長は「沖縄陶器」を「県指定無形文化財」に再指定し、新たな保持者を認定することで伝統技術の保存と継承を図る必要性を述べました。
一方で「室川貝塚出土品」と「阿波連浦貝塚出土品」は沖縄の先史時代の研究を大きく前進させた学史上重要な文化財であるなどの結論が審議会で出たことから「県指定有形文化財」に認定するよう答申しました。
今後、教育委員会の会議の議決を経て、2025年中には正式に指定される予定です。