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9月11日から始まる日米共同実動訓練「レゾリュート・ドラゴン」で、自衛隊とアメリカ軍が、訓練の開始式を行いました。
この訓練は陸上自衛隊とアメリカ海兵隊が、共同作戦を実施する際の相互連携を強化し、対処能力の向上を図ることを目的に行われるものです。
9月11日に、うるま市のアメリカ軍キャンプ・コートニーで開始式が行われ、在沖アメリカ海兵隊トップのロジャー・ターナー中将が「インド太平洋地域の平和と安全を脅かすあらゆる脅威に対して、高い抑止力を発揮することができる」と訓練の意義を強調しました。
また、陸上自衛隊・西部方面総監の鳥海誠司陸将は「平和と安定に寄与する重要性を日米の全隊員が理解し、成果を確実に得ることを期待している」と訓示しました。
訓練は9月11日から14日間、駐屯地やアメリカ軍基地のある8道県で実施し、不発弾処理訓練やサイバー攻撃に対応する訓練などを行うほか、物資輸送や燃料補給演習のため民間施設の使用も計画されていて、日米およそ1万9000人が参加します。