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指導者不足などで練習環境に恵まれない小学生のバスケットボールチームをAIの技術で支援しようと、7日、糸満市で特別コーチを交えた練習が公開されました。

このプロジェクトは日本バスケットボール協会などが指導者や部員不足で悩むミニバスケチームをデジタル技術を使って支援しようと始めたものです。

初年度となる今回は全国から応募のあった中から3チームが選ばれ、このうち1つが沖縄からで、まだ大会出場の経験がないチーム「CUBE」が選ばれました。

子どもたちはシュートやドリブルカットなどの動きをタブレットで撮影した後、AIを使って自分と日本代表の選手の骨格を比較してどれだけ似ていたかを数値で判定していました。

また、プロジェクトでは特別コーチとして3人制バスケプレイヤーとして活躍中の木村嗣人選手が派遣され、対面とリモート練習を交えて指導にあたります。

キャプテン5年生 上野惺真さん「自分の動きと比較ができるのでとても分かりやすいです」とコメントしました。

CUBEコーチ 上原洋輝さん「バスケに対する取り組み方が今までは遊びだったんですけど、ちょっと上手くなりたいというのを(子どもたちから)感じられる」とコメントしました。

このプロジェクトは来年3月まででチームの目標は初めての大会出場とレベルアップを目指すということです。