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アメリカ軍・嘉手納基地で行われているパラシュート降下訓練について、「常態化している」として嘉手納町議会は2025年7月23日に、訓練に抗議する決議と意見書案を全会一致で可決しました。

県や地元の自治体が再三、中止を求めるなかアメリカ軍は、嘉手納基地でパラシュート降下訓練を2023年12月以降、13回、強行しています。

また、軍は2025年5月と2025年6月に、訓練中の航空機から物を落下させる事故を起こしています。嘉手納町議会・福地義広議員は「嘉手納飛行場でのパラシュート降下訓練は基地周辺住民が求める基地負担軽減に逆行しており、我慢に我慢を重ねてきた町民の怒りは頂点に達している」と述べます。

町議会は、パラシュート降下訓練が常態化していると厳重抗議し「嘉手納基地でのパラシュート降下訓練の全面禁止」や「日米合同委員会で合意された例外的措置の撤廃」などを求める抗議決議と意見書案を全会一致で可決しました。

可決後、嘉手納町議会は、沖縄防衛局や外務省沖縄事務所に要請を行いました。