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管内では、15件・被害額はおよそ4290万円にのぼっています。特殊詐欺事件を「ノックアウト」するための、ある取り組みが那覇警察署で始めました。

本村杏珠記者は「相次ぐ特殊詐欺を未然に防ごうと那覇警察署が始めた取り組みがこちら」と伝えました。

デザインは、アメリカの総合格闘技団体・UFCで活躍する那覇市出身の平良達郎選手を起用したステッカーで、鋭い目つきと共に「電話でお金の話は詐欺です」と注意を促しています。

県内では、警察官を装い現金の振り込みを要求する特殊詐欺被害が相次いでいて、那覇署管内では、2025年5月末までに15件の被害が確認され、その額は、およそ4290万円にのぼります。

那覇警察署・高里誠生活安全官は「電話で警察官がお金を請求することは絶対にありません。家族、知人、友人にもですね特殊詐欺について注意喚起を呼びかけてほしいなと思っています」と話しました。

今回、制作したステッカーは、那覇署で配布していて、「スマートフォンなど、目に届くところに貼ることで、日常的に特殊詐欺の被害防止を意識してほしい」と呼びかけています。