著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
嘉手納基地内で移転が行われた、旧海軍駐機場の使用が相次いでいるとして、嘉手納町の基地対策協議会は6月25日沖縄防衛局に旧駐機場を使用しないよう要請しました。
住宅街に隣接した場所にあった嘉手納基地の旧海軍駐機場は沖縄の基地負担軽減を日米が定めたSACO最終報告で1996年に基地内での移転が決まり、20年以上が経った2017年に移転が行われました。
一方で、住宅地に隣接する旧駐機場は軍による使用がたびたび確認されており、嘉手納町基地対策協議会によると2025年4月以降、空中給油機やヘリコプター、無人偵察機などの使用が相次いでいるということです。
これを受けて、基地対策協議会は6月25日、沖縄防衛局に旧海軍駐機場を使用しないよう要請しました。要請に対し、防衛局の伊藤局長は旧海軍駐機場の軍の使用を「大きな問題」としたうえで「アメリカ側と使用を避けるために調整している」と話しました。