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国連の中満さんと日本原水爆被害者団体協議会の田中代表委員を招いたシンポジウムがあり、市民が国際平和のために声をあげることが大切だと訴えました。

このシンポジウムは県が主催したものです。国連の軍縮担当上級代表の中満さんは国連は過去の大戦の反省から創設されたが、いま世界では、核兵器が安全保障として保有国のなかで位置付けられるなど反対の方向を向いていると警鐘を鳴らしました。

軍縮には国家間の信頼醸成が必要で、その糸口として市民間・自治体間での交流が役立ち市民から国際平和を訴えることが重要と訴えました。また、日本被団協の田中代表委員は、1954年のビキニ環礁の水爆実験を期に全国に広がった「原水爆禁止の署名運動」から被団協が設立されたと説明しました。

そして2024年ノーベル平和賞の受賞で、世界の国々が関心を持つようになり、核兵器はなくさなければならないという運動が強くなっていると感じたと、声をあげ続ける大切さを訴えました。