著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

戦後80年の慰霊の日を前に、浦添市役所では市内の子どもたちによる平和を願うコンサートが行われました。

浦添市で開かれた「平和ぬ音コンサート」は戦後80年の慰霊の日を前に、市や市内に住む小学2年生から大学生までの子どもたちが中心となって行ったものです。このコンサートでは共通語としまくとぅば、手話で歌が歌われたほか、歌の間奏中には、戦時中に徴兵された家族が帰らなくなった当時の様子が演じられるなど、沖縄戦の悲惨さや平和への想いを幅広い世代に発信していました。

来場した方は「感動しました、涙そうそうした」「いい時間を1時間いただきましたうれしいです」「すごくよかったです」「こどもたちが一生懸命しているので自分たちもそうしないといけないなと思った」とコメントしました。

浦添市の松本哲治市長は「80年という節目の日に今この時、平和を享受できていることに感謝しながら慰霊の日を迎えたい」と話していました。