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戦後80年の慰霊の日を前に、歌手の海勢頭豊さんとでいご娘が平和について考え・発信するコンサートを開催します。

海勢頭豊さんは「いかに沖縄の人たちが苦しみに耐えて頑張ってきたかが分かるようにしたい、子どもたちにそれを歌を通して伝えていきたい」と話します。

沖縄戦を歌った「月桃」を作詞・作曲した海勢頭豊さんと、「艦砲ぬ喰ぇー残さー」を歌うでいご娘によるコンサートは、戦後80年に向き合う機会にしてほしいと開催されます。

海勢頭さんは戦後、核や軍事基地のない平和な島を目指しながら、それが叶わなかった沖縄の苦しみも伝えたいとしています。

4姉妹で活動するでいご娘は、沖縄戦を体験した父の作った「艦砲ぬ喰ぇー残さー」に込められた二度と戦争が起こらないようにという思いを歌いたいと言います。

でいご娘の島袋艶子さんは「父親の作った「艦砲ぬ喰ぇー残さー」でみなさんと平和について考える父親の気持ちをぜひみなさんに汲み取ってほしいと思います」と話していました。

2組みのコンサートは6月22日に、19日から21日にかけては沖縄戦を題材にした映画の上映があります。