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沖縄戦で起きた「集団自決」の実相を知ってほしいと、教科書問題に取り組んできた団体が16日から県庁で写真展を開いています。
写真展を開いているのは教科書問題などに取り組んできた「9・29県民大会決議を実現させる会」です。
報道カメラマンの山城博明さんが取材した集団自決生存者の写真や2007年に開かれた歴史教科書から日本軍による集団自決の強制性を削除した教科書検定に抗議する県民大会の写真や新聞記事などが展示されています。
報道カメラマン・山城博明さんは「言葉では語っても消えてしまうけれど、傷の写真を残すことでこれが事実だということをきちんと証明したいという思いで(集団自決生存者の)傷を中心に展示しました」と話します。
写真展は6月20日まで、那覇市の県庁1階県民ホールで開かれています。