著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

ビルで高所作業を行う人が体調不良になったことを想定した消防による救助訓練が行われました。

沖縄市消防本部では、2018年から、高度な技術が必要な救助事案に対応して出動する「特別救助隊」を設置していて、2025年度から民間施設や企業と連携した実践に近い救助訓練を行っています。

この日は、金融機関が入った8階建てのビルで窓や外壁の清掃を行う作業員が熱中症で動けなくなったことを想定し、宙づりになった清掃作業員役の隊員を5人一組で救出する訓練をしました。

「ダウン!ダウン!到着~!」

沖縄市消防本部特別救助隊の中地清高隊長は「実際の現場に寄せた環境でできたのは本当によかったんですけど、その分隊長としての安全管理は十分注意しないといけないことに気づかされたりこれだけの高所でできたのは隊員の自信にもつながったので、いい収穫だなと感じています」と話していました。

特別救助隊の訓練は、内容や場所を変えて7月以降も行われる予定です。