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6月9日、アメリカ軍の嘉手納弾薬庫地区で起きた不発弾の爆発事故を受けて、中谷防衛大臣は2025年6月10日「周辺の皆様方にご心配をかけた」と謝罪しました。
事故は、6月9日午前11時20分ごろ嘉手納弾薬庫地区にある県が設置している不発弾の保管庫で、陸上自衛隊の不発弾処理隊が不発弾の状態を確認中に不発弾の一部が爆発し、隊員4人が負傷したものです。
中谷防衛大臣は「周辺の皆様方にはご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます」ときょう午前の会見でこのように謝罪しました。
那覇駐屯地の陸上自衛隊第15旅団内に事故調査委員会を6月9日に立ち上げ、事故原因を調査していることを明らかにしました。
また、今後の不発弾の回収などの業務については「国民生活に支障をきたしかねない」として、安全管理を徹底したうえで継続するとしています。
一方、陸自第15旅団は6月10日に県に経緯を説明しました。この中でアメリカ製の75ミリ対戦車りゅう弾の信管部分が破裂した疑いがあると説明があったということです。