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手話を通して「聞こえない世界でも活動できる人たちがたくさんいることを知ってもらいたい」と県内外で講座や普及活動を行う女性が、高校生に講演会を行いました。

日本手話文化協会・藤乃代表理事は、「手話を取り入れることでより、コミュニケーションのツールとしてライフスタイルの中に手話の言語を取り入れて、ぜひ、楽しんでもらいたい」と話しました。

この講演会は、耳の聞こえないアスリートのオリンピック・デフリンピックが2025年11月、東京で開催されるのを前に手話の魅力などを知ってもらおうと、沖縄タイムス社と日本手話文化協会が開いたものです。

講師には、県出身で協会の代表理事を務める藤乃さんが登壇し、浦添高校の生徒1000人あまりに手話の使い方を伝え、そのなかで、生徒たちに耳の聞こえない人は相手の口の動きから読み取ることも多く、話すときにマスクを外すことで円滑なコミュニケーションに繋がると伝えました。

日本手話文化協会・藤乃代表理事は「聞こえない世界でも活動できる人たちがこれだけたくさんいるんだなということを知ってもらいたいと思ったのでわたしのふるさとでみんなに影響があるとうれしいなと思ったのでこの活動を実施しました」と話しました。

この講演会は、今後、デフリンピック開催直前まで県内10か所ほどの学校で予定されています。