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アメリカ海兵隊のヘリが、発火性のある発煙筒が入ったバッグを名護市と今帰仁村の付近に落下させた事故で、県は5月19日、国に抗議しました。
5月13日、海兵隊のUH1ヘリが本部半島上空で発煙筒の入ったおよそ18キロのバッグを落下させました。
防衛局や軍がドローンなどでバッグを捜索していますが5月19日までに発見には至っていません。この事故を受けて県は、5月19日、外務省の宮川沖縄担当大使と沖縄防衛局の伊藤局長を県庁に呼び出し抗議文を手渡しました。
県は、抗議文で訓練空域以外ではドアを閉めて飛行することなどの再発防止や、事故発生時の迅速な情報共有などを求めています。
池田副知事は「政府においては、県民の思いをしっかりと受け止めていただき、米軍に再発防止、安全管理の徹底、迅速な情報提供などを求めていただくようお願いする」と述べました。
宮川大使と伊藤局長は、国としてもアメリカ側に申し入れた経緯などを説明し、落下物については「捜索を続け、発見できるよう努める」と述べました。