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夏の参院選に向け、「オール沖縄」勢力から出馬要請を受けていた沖縄大学教授の高良沙哉氏が10日に会見を開き、正式に出馬を表明しました。

夏の参院選を前にオール沖縄勢力は、現職が出馬を断念したことから、先月、沖縄大学教授の高良沙哉氏に出馬を要請していて、高良氏は要請を受諾。10日、那覇市で開いた会見で正式に出馬を表明しました。

高良氏は那覇市出身の46歳で、ジェンダー・憲法学を専門とし、去年12月に行われた県民大会では共同代表を務めました。

高良沙哉氏「県民の目線で考え、県民とともに声を上げ、県民の声を政治の真ん中に届け実現していきます。私は憲法の研究者から行動する実践者になる決意です」

具体的な取り組みは今後考えていくとした上で、日々の生活の安心、多様性を認めた差別のない社会、基地被害のない平和な沖縄を掲げました。

夏の参院選の沖縄選挙区には、自民党が元那覇市議の奥間亮氏、参政党が琉球大学名誉教授の和田知久氏を擁立、諸派の真喜志雄一氏も出馬を予定しています。