※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

楽園の海、案内は水中ビデオカメラマンの長田勇さんですよろしくお願いします。

長田さん「よろしくお願いします!ことしのゴールデンウィークは那覇発のボートに乗っていろんなところに潜って撮影してきましたので、その様子をご覧いただきたいと思います」

はい、さっそくVTRをご覧ください。

長田さん「まずは4月29日。三重城港よりダイビングショップ・スイミーさんのボートに乗ってケラマ諸島を目指します」

いい天気ですね!

楽園の海 2025GWダイビング!魚の群れを求めて

長田さん「予報を見ながら天気のいい日を選びました。渡嘉敷島の東に位置する『運瀬』というポイントに到着しました。水面から少しだけ岩が出ていますよね。この下を潜ります。ある程度経験を積んでから潜ると、楽しめる場所です」

「たくさんのダイバーと一緒にエントリー。手を振っているのは私です。ワクワクドキドキの瞬間です。透明度は20mくらいでしょうか。先ほどボートから見た、あの岩を目指して泳ぎ、無事到着!水中から見上げるとこんな感じ波が岩にぶち当たって砕けています」

ダイナミック!

長田さん「群れを探す必要もなく、目に飛び込んできた魚はグルクンの仲間クマザサハナムロ」

楽園の海 2025GWダイビング!魚の群れを求めて

凄い数ですね。

長田さん「体長およそ18cmの魚が、川のように流れています。餌を求めて泳いでいるのか?繁殖活動なのか?忙しなく活発に動いています。これだけ沢山で群れていると迫力を感じます。」「表層にはウメイロモドキ。色が綺麗ですが、こちらもグルクンの仲間」

青と黄色のコントラストが美しいですね。

楽園の海 2025GWダイビング!魚の群れを求めて

長田さん「グルクンばかりではありません。こちらはアジの仲間、クサヤモロの群れ。干物の『くさや』に加工される魚でもあります。どこへ向かって行くのか?高速で通り過ぎていきました!この日は、サイズの小さな魚が多かったのですが、充分群れを堪能出来ました」

「『群ればかり撮影しないで、私も撮影して!』と、訴えかけるようにアオウミガメも登場。ダイナミックに泳ぐ姿は、ガメラが飛んでいるようにも見えますね!」

楽園の海 2025GWダイビング!魚の群れを求めて

長田さん素晴らしい表現ですね!

長田さん「そして翌日、ダイブリンカーさんのボートに乗船して粟国島を目指します。なんと朝5時集合!ダイバーの朝は早いんです!5時53分、ボートから拝む日の出は私にとって今年初でした!」

いいことありそう!

長田さん「ボートを走らせること1時間40分。準備の整ったダイバーが次々にエントリー。ごった返してます。ゴールデンウィークって感じですね」

ボート上も渋滞してたんですね。

楽園の海 2025GWダイビング!魚の群れを求めて

長田さん「透明度は30m。狙うのは・この時期にやってくるギンガメアジの群れ1万匹です。ガイドの小野さんが後ろを振り返り、ライトを振って合図をくれました!」

何かいたのかな?

長田さん「ギンガメアジの群れ、無事ゲットです!私の目の前も高速で泳ぎます。魚の数はちょっと少なめ。それでも5000匹はいたと思います。再度、ギンガメアジの群れに遭遇。本当は、頑張って泳いで先頭集団に追いついて正面から撮影したかったんですが、潮の流れも速く、魚のスピードも速く、全くついて行けず。トレーニングして、魚より速く泳げるようになりたいと思います!」

楽園の海 2025GWダイビング!魚の群れを求めて

応援してます!

長田さん「5月2日、GW3日目のダイビングです」「ケラマ諸島の下曽根へ、魚影の濃いポイントとして有名です。この日は外洋なのにかなり濁っていました。透明度は15m。まずは70cmクラスのロウニンアジ3匹。クサヤモロが逃げ惑ってます」

「ウメイロモドキもターゲット。こんな目で睨まれたらビビっちゃいます。80cmクラスのイソマグロが2匹。その後ろにもう1匹。グルクンを追いかけ回していました」

「こちらは体長60cmのカスミアジ3匹。蛍光ブルーの斑点や尻尾にかけてのブルーのラインが格好いい。綺麗な魚なんですよ。個人的にアジの種類で一番好きな魚です。さらに頭上にはイソマグロ20匹の群れ」

狙われてるグルクンたちも大変ですね。

長田さん「この日もマグロやアジ、グルクンと、充分群れを堪能する事が出来ました!が、この日は、もっとBIGなご褒美を頂きました!」

楽園の海 2025GWダイビング!魚の群れを求めて

「なんと年に数えるほどしか現れない、ジャイアントマンタと遭遇。ダイバーの皆さんも必死に泳いでます。この日一番のシャッターチャンス到来。ストロボが一番焚かれた瞬間でした。普段見かけるナンヨウマンタより一回りデカいマンタで個体数も少なく、沖縄だと下曽根以外でのポイントでは、ほぼ見られないマンタなんです!」

めったに見られない貴重な映像なんですね、頑張って泳いだ方はイイ写真が撮れたんでしょうね。

長田さん「そうですね、GWは3日間、魚の群れを狙って頑張って撮影していたんですけれど、最後にマンタが出ちゃったので主役の座をは持っていかれた感じでした」

今回も貴重な映像をありがとうございました。以上、楽園の海でした。

楽園の海 2025GWダイビング!魚の群れを求めて