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アメリカ海兵隊員の男が基地内で女性に性的暴行を加え起訴されたことを受け、県は日本政府やアメリカ軍に抗議し再発防止などを求めました。
2025年3月18日、本島中部のアメリカ軍基地内の個室トイレで、女性の首を絞めて性的暴行を加えたなどとして先月、アメリカ海兵隊の1等兵オースティン・ウェディングトン被告(27)が不同意性交等などの罪で起訴されています。
これを受けて池田副知事は沖縄防衛局の伊藤局長と外務省の宮川沖縄担当大使を県庁に呼び出し、抗議と要請をしました。
池田副知事「在沖米軍人の性的暴行事件が後を絶たないのは、軍規などの内部統制に疑念を持たざるを得ない」
県側はアメリカ兵への教育内容の見直しや、綱紀粛正・再発防止策を講じるよう求めました。
また池田副知事はアメリカ海兵隊のキャンプ・フォスターを訪れ、海兵隊太平洋基地のウォルフォード司令官とアメリカ総領事館のオウ総領事に抗議しました。
面談は非公開で池田副知事は終了後の会見でウォルフォード司令官から「県民に不安を与えた」と謝罪があったことを明らかにしました。
一方、県議会も特別委員会を開き、事件への抗議や再発防止などを求める意見書と決議案を本会議に提出する方針を決めました。
本会議の審議は5月9日になる見込みです。