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那覇軍港の浦添西海岸への移設計画について話し合う協議会が4月24日、那覇市内で開かれ、防衛省は工事の作業ヤードは隣接する民間港湾の部分に設置する方針を示しました。
那覇軍港の移設計画では浦添西海岸の49ヘクタールをT字型に埋め立てる予定で、2023年に日米がこの計画に合意しています。
4月24日、2022年10月以来となる約2年半ぶりに開かれた協議会には防衛省など国側のほか、県や那覇市、浦添市などが参加。冒頭を除いて、非公開で行われた会合では防衛省が軍港に隣接して整備予定の民間港湾の部分に、軍港整備にかかる作業ヤードを設置する方針を示し、候補地を示しました。
県は、異存はないとの方針を示したものの環境への配慮などを求める意見があったということです。
防衛省の担当者は、会議終了後の会見で作業ヤードを消波ブロックの保管などに使うと説明し「代替施設の早期建設に欠かせない」と強調しました。