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つづいては景気引き上げを後押しするにはこちらも大事な要素です。「金利の引き上げ」で実に17年ぶりです。日本銀行が行ったマイナス金利政策の解除を受けて沖縄銀行は、きのうから普通預金の金利を20倍に引き上げました。これで、県内にある主要な金融機関のほとんどが金利を引き上げたことになります。

沖縄銀行はきのうから普通預金の金利を、これまでの0.001パーセントから20倍の0.02パーセントに引き上げています。普通預金の金利引き上げはおよそ17年ぶりです。

これは日本銀行のマイナス金利政策の解除に伴って実施されたもので、これまでに琉球銀行や沖縄海邦銀行など県内にある他の金融機関でも普通預金の金利引き上げが行われていました。

こちらが、きょう時点での県内各金融機関の実施状況をまとめたものです。県内では琉球銀行が今月1日に引き上げを始めたのが最初で、引き上げ開始順に並べています。沖縄銀行がきのうから引き上げを始めました。改定前の利率は全て同じ0.001パーセント、そして改定後の利率はこちらも横並び20倍の0.02パーセントとなっています。

また、現時点では引き上げを実施していない県労働金庫も、「普通預金の金利引き上げを検討している」と回答しています。

20倍とはいっても長年低金利時代が続いているからなのですが、国内で一番預金の金利が高かった時ってどれくらいあったと思います?実はバブル期の1990年からの1年弱で2年間定期預金に預けた場合の年利6.33パーセントだったそうです。0.02パーセントと比べると316倍です。驚きの金利だったんですね。