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ランの愛好家が丹精込めて育てた作品を一堂に集めた展示会が浦添市で開かれています。この展示会は、花と緑の普及や愛好家の技術向上などを目的に県蘭協会などが毎年開いているものです。

会場では、コチョウランやカトレアなど県内38人の蘭の愛好家が丹精込めて育てた310点を展示、バラエティーに富んだ花々と甘く品のある香りが春の陽気を感じさせます。

このうち、大賞に選ばれた宜野座巌さんのランは、可憐で愛らしい花がバランスよく仕上がっています。また、小波津正雄さんのランは、異国の雰囲気を漂わせる色彩で花の咲きぶりが整ったところが高く評価されました。

県蘭協会・小波津正雄会長は「豪華さがありますから、見ていてですね、飽きもしないし、手入れをすればするほど、応えてくれますから、満開に咲いた花で、自分が育てた花が賞に入ったときのうれしさは、格別だと思います」と話しました。

この展示会は2024年4月7日まで開かれていて、最終日にはランの栽培講習会も行われます。