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3日、台湾付近で発生した地震の影響で沖縄県に13年ぶりに津波警報が出され、県内では高台に避難しようとした4人がケガをするなど被害も出ました。

3日午前9時前、マグニチュード7.7を観測した台湾地震では与那国島で震度4を観測し、沖縄県に13年ぶりに一時、津波警報が発表されました。与那国島や宮古島では30センチの津波を観測しています。警報の発表に伴い、県内各地では、高台に避難する人々の様子が確認されました。

県内では浦添市の80代の男性と本部町の90代の女性が避難中に転倒してけがをするなどあわせて4人が軽いけがをしています。また、避難に伴い県内の主要幹線道路などでは大規模な交通渋滞が発生したほか、那覇空港や石垣空港、宮古空港を発着する航空便、あわせて133便が欠航するなど、空の便にも影響が出ました。