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防衛省が北朝鮮の人工衛星発射に備え、先島諸島に配備した迎撃ミサイル・PAC3のうち、石垣島に設置された一部が2024年2月28日撤収されました。

防衛省は北朝鮮の人工衛星発射に備え、2023年4月から宮古島・石垣島・与那国島に迎撃ミサイル・PAC3を配備しています。

そのうち、2024年2月28日石垣空港では航空自衛隊の輸送機が着陸し、石垣島に配備されていたPAC3の弾頭ミサイルと見られる装備の一部などが積み込まれ、機内には火薬類を搭載していることを示す「火」の文字が確認できました。

PAC3の機材と部隊の隊員数人を乗せた輸送機は、2024年2月28日午後7時ごろに石垣空港を離陸しました。

政府は自衛隊に対する破壊措置命令を継続していますが、2023年11月、北朝鮮の人工衛星の発射以降、防衛省は体制を縮小していて、今回の撤収はその一環とみられます。