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システム更新に伴い臨時休館している沖縄県立図書館が3月1日に開館の日を迎えます。それとともに利用者の利便性向上につなげようと導入した自主学習などを行う座席を事前に予約できるシステムを使った新たなサービスが始まります。

新たに導入された座席予約システム「とりたろう」は利用者が事前に座席の空き状況を確認して予約できるというサービスで、沖縄県立図書館の利用カードを持っていれば、館内に設置された専用端末やスマートフォンから利用できます。

利用を希望する日の3日前から予約可能で、利用者は席を取るために開館前から並ぶ必要がなくなります。予約できる席の数は自主学習可能席やビジネスエリアなどあわせて251席で空きがあれば、1回につき最大3時間まで利用時間の延長が可能です。また、事前に予約を取っていなかったとしても、対象エリアの席が空いている場合にはその場で予約してすぐに利用できます。

沖縄県立図書館・宮城威館長「(混雑のため)これまで利用できなかった方々にも広く利用してもらいたいと考えておりますので、ご活用いただいて、またご意見いただいて、図書館サービスの向上に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします」

座席の事前予約は3月1日午前9時から始まり、操作に不安がある人は館内のカウンターや電話でも予約を受け付けるということです。