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きょう2月10日は旧暦の正月です。糸満市では朝早くから初詣をする人の姿が見られたほか、港の漁船に大漁旗が掲げられました。

糸満市にある白銀堂には、まだ夜も明けきらない時間から多くの人が初詣に訪れていました。ビンシーと呼ばれる木箱に入れて持ってきた酒や米などを供え、静かに手をあわせます。

市民「旧正月ということで、新しくいい1年が迎えられると、きのうの大みそかから気持ちが高ぶっていた。(ことしも)家族が健康でいられたらと思う」

濱元記者「糸満市の漁港では私の身長の何倍もある高く、長い竿に景気のいい大漁旗が掲げられています」

漁港では漁師たちが1年の豊漁や安全を願い、船に色とりどりの大漁旗を掲げていました。旗をつける竿は長いもので13メートルにもなると言います。船の前で写真をとる家族の姿もあり、ウミンチュの町は旧正月のお祝いムードに包まれていました。

漁師「やっぱり旗を上げるときれい。健康でみなさん幸せで大漁であればいい」漁師の息子「旗とかいっぱいあったりとか、大漁祝いみたいなものがあって、おもしろい。ことしは学校の宿題を、ちゃんとやれるようにしたい」

大漁旗は、あさってまで掲げられるということです。