著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
宮古島市こども議会が7月30日に開かれ、中学生が日頃の生活で感じている市政の課題について当局を質しました。
宮古島市こども議会は、未来を担う子どもたちに政治や行政、まちづくりに関心を持ってほしいと市教育委員会が実施しているものです。今回のこども議員は市内11の中学校の22人で、市当局へ若者視点の質問をしていました。
西辺中学校3年の豊田遥音さんは「私たちの地域でも空き家が増え、高齢化も進んでいると感じています。過疎化が進んでしまうのではないかと心配です」と述べ、狩俣中学校3年生の宮平安珠さんは「通れる道は草が生えて過ぎて通りにくく、木の実もたくさん落ちているので転びそうになります。安全に登校できるよう定期的に環境を整備してほしいです」と改善を求めました。宮古島市の担当者は「状況を確認したところ歩道上に草が生い茂り通行の妨げになっていることを確認しました。早急に対応し今後も定期的に清掃ができるよう努めて参ります」と答えました。
中学生のまっすぐな疑問は大人達にもよい刺激を与えたかもしれません。