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辺野古新基地建設をめぐり国が県の代わりに代執行を行ったことを受けて9日、遺骨収集ボランティアが県庁を訪れ埋め立て計画の撤回を求めて10日からハンガーストライキを行うことを伝えました。

沖縄戦遺骨収集ボランティアガマフヤーの具志堅隆松さんは9日県庁を訪れ、辺野古新基地建設の埋め立て土砂をめぐり土砂採取候補地から南部地区を外すことと知事に対して埋め立て計画の撤回に全力をあげることを要請し、10日からハンガーストライキを行うことを伝えました。

辺野古新基地建設をめぐっては2023年12月、政府が県の代わりに設計変更を承認したことを受け、近く埋め立て作業が始まる見通しとなっています。

国の計画では基地建設のための埋め立て土砂の採取候補地に本島南部をあげていて具志堅さんは戦没者の遺骨が混ざる可能性のある土砂を基地建設のために海に沈めることは「戦没者を冒涜することになる」として計画の撤回を訴えています。